対ヤクルト 神宮
0-0
前日の試合で少し冷め気味になってしまった。今日も全然打てないようだな…と風呂にラジオを繋ぐのを止めておいた。その方がリラックスするかも。
3回くらいから、夕飯を食べつつ見始めたら、相手も打てていないことに気づく。先発ジャリエル・ロドリゲスがノーヒット。フォアボールでランナーは出しているが、打たれていない。
(もしかして…)
達成の瞬間を見逃したくない。食い入るように見始める。
5回の先頭はオスナ。
終わった…!ホームランか…
というフェンスギリギリの打球をジャンプして加藤が阻止。これがあったからこそ、のスーパープレーになるかもしれない、と興奮する。
誰が出てきても嫌な予感しかしないヤクルト打線。
その後も抑えるジャリエル。そして、ドラゴンズもヤクルト先発高橋に、しっかり抑えられている。
0-0のまま8回裏、ヤクルトの攻撃。
宮本をフォアボール。先頭を出してしまった。とはいえノーヒットは続いている。
続く山崎のスリーバント失敗でツキがきたか?ヤクルトの打順は一番に回る。塩見だ。
打球はレフト方向へ。
ノーヒットノーラン終了。
「呪縛ですよ」と解説のデーブ大久保が語る。
次の青木を打ち取ったタイミングでマウンドにコーチが出てきた。
ジャリエルの口が強く何かを訴えるように動いている。
山田のところで祖父江に変わる。フルカウントまで粘られるも最後は見逃しの三振。きっちり1人で終わらせた。
せめて、この試合に勝ちを。
先頭大島がフルカウントまで粘るも、良い当たりはファースト正面。
代打アリエル・マルティネスは三振。
ツーアウトからビシエドのヒット、周平のデッドボールで1-2塁。
次しかない。堂上、頼む…!
カウント2-2から打ち上げてしまった。伸びはない。アウト。
9回の裏、勿論ライデル・マルティネスへ。
「おれには見えるぞ。ヤクルトのみんながベンチから走ってくるのが…」と、息子。
最悪のパターンを想像してしまうクセは、まだつけなくて良いよ。早くもこの思考はドラゴンズファンになってしまった弊害か。
マルティネスを信じよう。
でも、ヤクルトなら普通にあるな、と思う。
結果は0-0の引き分け。
呪縛は解けたが、効き目は少し残っていたようで打線は爆発しなかった。
あのヤクルト打線をよく抑えた。
ジャリエル、いつか、やれるよ。だから、その時までドラゴンズで。
順位はどうしようもないのなら、せめて爪痕を残す試合をひとつでも多く見せてほしい。
ヤクルトの連勝を途切れさせることは出来なかった。
明日は小笠原。
9連戦の終わり。